『経験・言葉・虚構』(15)

ヨーロッパでブルトンなんかがシュールレアリスム運動をやったときに、
色んな突飛なアイディアを結びつけて、
閃光と言うか、
花火と言うか、
そのようなイメージがひらく、
そうゆう詩の運動を始めたことがありましたけど、
どんなシュールレアリスムの詩を持ってきても、
これを凌ぐことはできないんじゃないか
とゆうふうな気がするんですね。

こうゆうものをつくり出したものは
どうゆうことなんだろうかと思って、
未だに考えてるんですけども、
謎のまま漂っていてわからない。

そうゆうこともあるんだということだけ申し上げておいて‥

普通小説を書きにかかるときによくいわれるのは
視覚型か、
聴覚型か、
つまり目で見るタイプの小説家か、
音で聴くタイプの小説家か、
そうゆう分け方、
分類法があるんですけど、
それに匂い、
香りということも大事だろうと思うんですが、
プルーストのような小説家は香りが非常に重要な役を果たしていますけれども。

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